枕の買い替えを考えている人の中には、ヒツジのいらない枕が気になっている人もいるのではないでしょうか。
でも、ヒツジのいらない枕って種類が多くてどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
高級枕の部類に入りますから、高い買い物で失敗したくないと悩んでしまうのは当然のことです。
ですがご安心ください!この記事ではヒツジのいらない枕について、枕別の特徴やオススメのモデルなどを徹底解説します!
高機能枕で睡眠の質を上げたい方は、ぜひ参考にしてみてください!きっと自分に合ったヒツジのいらない枕が見つかるはずです。
ヒツジのいらない枕ってどんな枕?
「ヒツジのいらない枕」って名前は聞いたことあるけど、具体的に何がどう凄いのか分からないと思った方もいるでしょう。
そこでまずは、ヒツジのいらない枕の特徴について「素材」と「構造」の2つに分けて解説していこうと思います。
TPEという特殊な素材
一般的な枕が羽毛やウレタンで作られているのに対し、ヒツジのいらない枕は熱可塑性エラストマー(通称:TPE)という素材で作られています。TPE素材には以下の特徴があります。
- 伸縮性・弾力性が高い
- フィット感とサポート性を両立している
- 耐久性が高い(約10年)
- 丸洗いできる
- 重い
TPEは伸縮性・弾力性が高いのでフィット感を保ったまま頭をしっかりとサポートしてくれます。そのため、PE素材の枕で寝ると浮いているような新感覚の寝心地を体験できます。
また、耐久性に優れていて、なおかつ丸洗いできるので、約10年間ずっと清潔感を保ったまま使用できると考えるとコスパの良い素材と言えます。
一方で、TPE素材の枕には「重い」というデメリットもあります。例えば、後述する「ヒツジのいらない枕・至極」の重さは約3.2kgと新生児くらいの重さがあるので、あまり持ち運びには向いていません。ただ、重いからこそ寝ているときに枕がズレないのは地味に嬉しいポイントです。
三角格子構造で抜群の安定感
ヒツジのいらない枕は「三角格子構造」という体を支える点(支点)の数がとても多い構造になっています。そのため体圧分散性に優れており、安定感を保ったままスムーズに寝返りを打てる設計になっています。
また、もともと通気性が良いTPE素材ですが、三角格子構造によって通気性が良いので寝ているときに頭が蒸れる心配もありません。
ヒツジのいらない枕・それぞれのモデルの特徴
ヒツジのいらない枕には以下の6種類のモデルが存在します。
- 至極
- 極柔
- プレミアム
- 調律
- フリースタイル
- マジックドーム
どんな特徴があるのか、1つずつ見ていきましょう。
それぞれの特徴について説明する前にサクッと違いが分かる早見表を載せておきます。
至極 | 極柔 | プレミアム | 調律 | フリースタイル | マジックドーム | |
画像 | ||||||
サイズ | 52×32× 8/10cm | 65×36× 9/11cm | 54×35× 6/8.5cm | 55×35× 4〜10.5cm | 70×60× 15cm(広げた状態) | 32×32× 18cm |
水洗い | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
重量 | 約3.2kg | 約4.1kg | 約2.7kg | 約2.4kg | 約1.7kg | 約1.5kg |
価格 | 15,800円 | 22,000円 | 18,900円 | 19,800円 | 14,800円 | 10,500円 |
保証期間(公式サイトでの購入した場合のみ) | 100日間 | 100日間 | 100日間 | 100日間 | 100日間 | 100日間 |
ヒツジのいらない枕 – 至極 –
- 適度な硬さをしている
- 寝返りがしやすい
- 頭や首をしっかりサポート
- どの体勢でも安定感がある
「至極」は適度な硬さがあるため、頭や首をしっかり支えてくれるサポート性と寝返りのしやすさが特徴的です。
そのため、どの体勢で寝ても安定感があります。まさしく、一番スタンダードな王道モデルといえます。
ヒツジのいらない枕 – 極柔 –
- 全モデルの中で一番柔らかい
- 包み込むようなフィット感がある
- 体圧分散性が高い
- 横向き寝がしやすい
「極柔」は柔らかさと体圧分散性が全シリーズの中で最大です。頭が沈み込み、柔らかく包み込まれるようなフィット感を味わえます。
また、「極柔」は「3Dウェーブ構造」も特徴的です。端になるほど高さが増す構造になっているので、横向き寝がしやすい形状になっています。
ヒツジのいらない枕 – プレミアム –
- サイズは至極
- 寝心地は極柔
- サポート性とフィット感を両立
- 枕の高さは至極よりも低い
プレミアムは一言でいえば「至極」と「極柔」の良いとこ取りをしたハイブリッド枕です。
「極柔」のような柔らかさでフィット感がありつつも、「至極」のようなサポート性をバランスよく持ち合わせています
また、枕の高さは「至極」よりも少し低めですが、「極柔」と同じ3Dウェーブ構造をしているので、仰向きでも横向きでも快適に寝られます。
ヒツジのいらない枕 – 調律 –
- 14段階の高さ調節が可能
- 緩やかな3Dウェーブ構造
- 幅広い体型の人が使える
- サイズは「至極」と同じ
「調律」は高さ調節できることが一番の特徴です。4cm~10.5cmの高さに調節することができ、4つのパーツ+向きを変えることで14段階の高さ調節が可能です。
また、「極柔」より緩めな3Dウェーブ構造も特徴的です。緩めの3Dウェーブ構造によって多くの人にフィットしやすく、加えて高さ調節ができるので、子供から大人まで幅広い体型の人が使える枕です。
ヒツジのいらない枕 – フリースタイル –
- 形を自由に変えられる
- 枕以外にも使える
- 外出時にも使える
- 枕というよりクッション
フリースタイルの特徴はその形状です。他の枕と違って平らなマットのような形をしています。
「え?これでどうやって寝るの?」と思ったかもしれませんが、そこがポイント!どんな使い方をしてもかまいません。自分の好みに合わせていろんな形に変えられる、まさしくフリースタイルというわけです。
クルクルと丸めれば普通に枕として使うこともできますし、フットレストやリストレストとしても使えます。また、外出時にクッションとして使うこともできるので、いろんな使い方ができます。
もはや枕というより変形自在なクッションという方が近いでしょう。
ヒツジのいらない枕 – マジックドーム –
- もちもちした触り心地
- 密着感がある
- 外出時にも使える
- 枕というよりクッション
マジックドームは立体的で表面が全て曲面になっています。そのため、もちもちとした触り心地で全体を包み込む密着感が特徴的です。
マジックドームもフリースタイルと同じく様々な使い方があります。例えば昼寝用の枕や抱き枕として使ったり、ヨガに使ったりできます。裏が平らなので、即席の膝上テーブルとして使うこともできます。
マジックドームもフリースタイルと同じく、枕というよりクッションという方が近いでしょう。
ヒツジのいらない枕・あなたに合うモデルはこれだ!
6種類の枕を紹介してきましたが、どれが自分に合うのか分からないという人もいると思います。
そこで、ここではそれぞれの枕がオススメの人を紹介していきます。どれを買おうか悩んでいる人は参考にしてみてください。
「至極」がオススメの人
- 寝返りの回数が多い人
- なるべく低価格なモデルが良い人
- スタンダードな枕が欲しい人
「至極」は寝返りの回数が多い人にオススメのモデルです。
どの体勢で寝ても安定感があるので、仰向けで寝ても横向きで寝ても快適に眠ることができます。
また、フリースタイルやマジックドームを除いた4つの中で一番安いモデルなので、なるべく低価格で高品質な枕を選びたい方にもオススメできます。
「極柔」がオススメの人
- フィット感を求める人
- 横向きで寝る人
- 大きな枕が欲しい人
「極柔」は寝ているときに包み込まれるようなフィット感を求める人にオススメです。
仰向けで寝る場合はもちろんですが、3Dウェーブ構造になっているので横向きで寝てもフィット感があります。
また、一番大きなモデルなので寝ているときに頭が落ちる心配がありません。そのため、常にフィット感に包まれたまま寝れる枕です。(寝れます。)
「プレミアム」がオススメの人
- 良いとこ取りした枕が欲しい人
- コスパ重視の人
- 「至極」か「極柔」で悩んでいる人
「プレミアム」はシリーズの良いとこ取りをした枕が欲しい人にオススメです。
「至極」のサポート性と「極柔」のフィット感を兼ね備えているので、「『至極』と『極柔』のどちらを選んだらよいか分からない」と悩んでいる人は、ぜひ試してほしい枕です。
また、「至極」と「極柔」の両方の機能を持ちながら、価格は「至極」の次に安いので、コスパを重視する人にもオススメです。
「調律」がオススメの人
- 高さ調節ができる枕が欲しい人
- 寝姿勢が定まっていない人
- オーダーメイドのような枕が欲しい人
「調律」はあらゆる人にオススメできる枕です。
例えば、寝姿勢が定まっていない人であれば、仰向け・横向きでそれぞれ高さを調節して自分に合った高さを見つけることができます。
「調律」は14段階の高さ調節ができるので使う人を選びません。そのため、オーダーメイドのような枕が欲しい人にもオススメです。
「フリースタイル」や「マジックドーム」がオススメの人
- 枕以外でも使いたい人
- 外出時にも使いたい人
- クッションが欲しい人
「フリースタイル」や「マジックドーム」は枕というより、クッションが欲しい人にオススメです。
枕そのものとしての性能は他のモデルに劣りますが、枕以外でも自由に使えるので、あらゆる場面で活躍できます。
また、他の枕と違って持ち運ぶことも考慮して作られているので、外で使えるクッションが欲しい人にもオススメです。
オススメのモデルは「プレミアム」か「調律」
僕が特にオススメしたいモデルは「プレミアム」か「調律」です。どちらもコスパ最強だと思います。
まず「プレミアム」ですが、先述の通り「至極」と「極柔」の良いとこ取りをしたモデルです。それでいて価格が「至極」の次に安いため、機能面でも価格面でも良いとこ取りをしたモデルと言えます。
ただし、公式サイトでしか買えないのと、人気なのですぐに売り切れてしまうのがネックです。
「調律」はやはり高さ調節できるのが魅力的です。14段階も選べるということは実質14個の枕を持っているようなものです。使う人を選ばないので、とりあえず迷ったら「調律」を買うのがベストです。
【まとめ】ヒツジのいらない枕で熟睡しよう!
今回はヒツジのいらない枕について、枕別の特徴やオススメのモデルを紹介しました。以下まとめです。
- ヒツジのいらない枕は水洗いできる
- 寝返りの回数が多い人には「至極」
- フィット感を求める人には「極柔」
- 良いとこどりをしたい人には「プレミアム」
- オーダーメイドのような枕が欲しい人には「調律」
- クッションが欲しい人は「フリースタイル」か「マジックドーム」
ヒツジのいらない枕の魅力はその弾力と三角格子構造による寝心地の良さです。枕に悩みを抱えている人は、ヒツジのいらない枕を試してみてはいかがでしょうか。
そして、自分に合ったヒツジのいらない枕で朝までぐっすり熟睡しましょう!
それではおやすみなさい(ZZZ…)