自分に合ったマットレスの選び方!失敗しない6つのポイントを解説!

自分に合ったマットレスの選び方!失敗しない6つのポイントを解説! 未分類

質の高い睡眠を取るには、良いマットレスが欠かせません。

しかし、あなたは「マットレスを買いたいけど、どうやって選んだらいいか分からない」と悩んでいるのではないでしょうか。

そこで今回はマットレスの選び方を「失敗しない6つのポイント」と一緒に紹介していきます。

この記事を読めば、あなたも簡単に自分に合ったマットレスを見つけられます!

自分に合ったマットレスを選ぶメリット

自分に合ったマットレスを選ぶメリットは一言でいえば「睡眠の質が上がる」ことです。

マットレスには「寝姿勢保持」「体圧分散」の役割があります。

寝ているときの時の理想的な姿勢は、立っているときと同じように背骨がなだらかなS字カーブの状態であるとされており、この状態をキープするのが「寝姿勢保持」です。

そして、「寝姿勢保持」に必要なのが「体圧分散」です。マットレスが柔らかすぎたり硬すぎると上手く体圧分散ができず、寝姿勢を保持できなくなり、身体を痛める原因になります。

逆に自分に合ったマットレスを選べば理想的な姿勢で寝れるようになるので、肩こり・腰痛になるのを防ぎ、快適な睡眠を得られるようになります。

だからこそマットレス選びは大事なのです。

マットレス選びで失敗しない6つのポイント

マットレス選びで重要なポイントは6つあります。

  • サイズ
  • 硬さは適切か(フィット感があるか)
  • 寝返りのしやすさ
  • 耐久性
  • 通気性
  • 妥協しない

上記6つのポイントを抑えれば、自分に合った理想のマットレスを選べるでしょう。

サイズ

マットレス選びでまず大事なのはサイズです。サイズが合っていないマットレスだと、寝ている間に窮屈さを感じてしまうかもしれません。

マットレスのサイズは以下の種類があります。

サイズ長さ横幅
セミシングル約195cm80~90cm
シングル約195cm約100cm
セミダブル約195cm約120cm
ダブル約195cm約140cm
クイーン約195cm約160cm
キング約195cm約180cm

大人の場合、1人ならセミダブル以上、2人の場合はクイーン以上のサイズを選ぶと窮屈さを感じることなく寝られます。

シングル(1人で寝る場合)とダブル(2人寝る場合)をオススメしないのは、寝返りを打った時に窮屈さを感じる可能性があるからです。

特にダブルサイズは2人用とされていますが、大人2人で寝る場合は横に並んだだけでもかなり窮屈に感じてしまうことがあるので、絶対にクイーンサイズ以上がオススメです。

大は小を兼ねるというので、気持ち少し大きめのサイズを買いましょう。

硬さは適切か(フィット感があるか)

「適切な硬さ=フィット感」は先ほど説明した「寝姿勢保持」と「体圧分散」に関わります。

硬さが合っていないと、体圧分散がうまくできず理想的な姿勢で寝ることができません。

硬さを決めるのはマットレス選びで特に重要なポイントなので慎重に選びましょう。

自分に合った硬さをチェックする方法

まずは、寝転がってみてマットレスと背中の間に隙間がないかをチェックしましょう。

隙間がある場合は、そのマットレスが自分にとって硬い可能性があります。手が余裕で出し入れできるくらい隙間がある場合は硬すぎなので避けましょう。

逆に隙間がなくても、腰が沈んでいる感覚があれば柔らかすぎます。腰痛の原因になるので避けましょう。

全身をまんべんなく支えられている感覚を大事にして選ぶと自分に合った硬さを選べます。

どうしても決められないという場合は少し硬めを選ぶと案外フィットしていたりするのでオススメです。

寝返りのしやすさ

人は寝ている間に約20回寝返りをうつと言われています。そのため、寝返りのしやすさとマットレス選びは切っても切り離せません。

また、寝返りは寝ている間に血液の流れが滞らないようにしたり、体の歪みを治す効果があるので、睡眠の質にも直結します。

体を意識的に起こす・倒すのではなく、体を傾けたら自然と転がることができれば理想的です。

寝返りがしづらいと、寝ても疲れが取れないということにもなるので、寝返りのしやすさは忘れずにチェックしましょう。

耐久性

マットレス選びでは耐久性のチェックもポイントです。せっかくマットレスを買ってもすぐにへたってしまっては意味がありません。

へたりにくいマットレスの見分け方は素材によって異なるので、チェックしてみてください。

ウレタンの場合

高反発ウレタンの場合は密度が40D以上であるかをチェックしましょう。一般的には30D以上あれば耐久力は問題ないとされていますが、30D以上のものは持って5年程度です。

ですが、40D以上あれば8~10年間持つとされており2倍近くの年数使用できるので、コスパ的にも40D以上のものを買うのがオススメです。

ちなみに低反発ウレタンの場合は50D以上がオススメです。

コイル式(スプリング式)の場合

コイル数が多いかをチェックしましょう。例えばシングルサイズであれば、コイル数が450個以上あれば大丈夫です。コイル数が400個以下のマットレスは耐久力が落ちるだけなく、寝心地も悪くなるのでNGです。

当たり前ですが、寝転がった時にギシギシと音がするものや、直にコイルの感触が伝わるものはNGです。寝心地最悪のマットレスなので絶対に避けましょう。

通気性

快適な睡眠には通気性が必須です。人は寝ている間に汗をかくので、通気性が悪いと寝ている間に汗で群れてしまい、睡眠の質が低下してしまいます。

通気性が良いマットレスを見分けるポイントは以下の4つです。

  • 素材
  • カバー
  • クッション材
  • 側面の構造

1つずつ解説していきます。

素材

マットレスの素材と通気性は以下の表を参考にしてください。

素材通気性
ファイバー
ボンネルコイル
ポケットコイル
ウレタン(全般)
ラテックス

素材だけで見れば、ファイバーが最高でウレタンやラテックスは微妙という印象かもしれません。

ですが、良いマットレスは素材自体の通気性が微妙でも、他の3つのポイントで通気性を補っているので、一概に素材だけでマットレスの良し悪しを決めてはいけません。

あくまでポイントの1つということを覚えておきましょう。

カバー

オススメはレーヨン素材のマットレスカバーです。レーヨンは吸湿性・放湿性に優れているので、寝ている時に蒸れを感じず、快適に寝れます。

他にも、コットンやポリエステル素材がありますが、コットンは放湿性が優れておらず、ポリエステルは両方優れていないのであまりオススメできません。

また、素材ではないですがキルティング加工(波型やひし形などの大きな縫い目がある加工)があるカバーはオススメです。キルティング加工によって溝ができ、体とマットレスの間に隙間が生まれるので蒸れにくくなっています。

クッション材

マットレスの素材とカバーの間にあるのがクッション材です。

ウレタンフォームや綿で構成されることが多いですが、小さな穴をあけて通気性を良くしたり、企業独自のクッション材を使っていることもあるので、気になるマットレスがあればよくチェックしましょう。

側面の構造

通気性を高める代表的な側面構造は以下3つです。

  • ベンチレータ―
  • メッシュ生地
  • ゾーニングホール

ベンチレーターはマットレスの側面にある穴です。この穴から湿った空気を出すことで通気性を良くしています。

メッシュ生地は生地そのものの通気性が高いので、カバーがポリエステルでも側面がメッシュ生地だと通気性の悪さが改善されるといったメリットがあります。

ゾーニングホールは、ウレタンマットレスに設けられた穴で、本来はマットレスの硬さを調整するためのものですが、結果的にベンチレータ―と同じように通気性を良くしてくれます。

補足説明

4つ紹介しましたが、全部当てはまっていないといけないわけではありません。4つのポイントの内、どれか1つでも当てはまっていたら通気性は心配しなくても大丈夫です。

妥協しない

マットレス選びで何よりも大事なのは「妥協しない」ということです。

仮に今まで説明した5つのポイントを満たすマットレスを見つけても、値段が高いという理由で諦めてしまうのはとても勿体ないです。

妥協は中途半端なマットレスを選ぶことに繋がり、失敗と後悔を招く原因になります。

物によっては値段が高いマットレスもあるかもしれませんが、今後10年間同じマットレスで寝ると考えれば、コスパ最強の買い物になります。

なので、未来の自分への投資だと考えて「これだ!」と思ったマットレスを買いましょう。

マットレスを長持ちさせる方法

せっかく良いマットレスを買ったのなら長持ちさせたいですよね。そこで、マットレスを長持ちさせる方法を「湿気対策」と「へたり対策」の2つに分けて紹介します。

湿気対策

湿気対策は以下の3つです。

  • 除湿シート
  • ベッドパット
  • ベッドフレームの上に置く

これらを実践すれば湿気対策は大丈夫です。

除湿シート

新しいマットレスを買ったのなら除湿シートもセットで買いましょう。マットレスの一番の敵は湿気です。湿気が多いと劣化を早めたりカビが生えたりするので、除湿シートは必須アイテムといっても過言ではありません。

ベッドパット

除湿シートがマットレスの下に敷くのに対して、マットレスプロテクターはマットレスの上に敷くものです。寝汗を吸収してマットレス内部に湿気が溜まるのを防いでくれます。

ベッドフレームの上に置く

一番簡単な湿気対策はベッドフレームの上に置くことです。除湿シートやベッドパットを使用していても、床に置けば湿気は溜まりやすくなります。一方で、ベッドフレームの上に置けば、床との間に隙間ができるので湿気が溜まりにくくなります。

へたり対策

へたり対策はズバリ「マットレスの向きを入れ替える」です。ずっと同じ向きで寝ていると腰の部分がへたりやすくなります。なので、定期的にマットレスの頭と足の位置を逆にしたり、マットレスの裏表をひっくり返して使用することでへたりを軽減することができます。

【まとめ】自分に合ったマットレスで最高の寝心地を手に入れよう!

この記事では、自分に合ったマットレスの選び方を解説しました。

ポイントを再度まとめておきます。

  • サイズ
  • 硬さ
  • 寝返りのしやすさ
  • 耐久性
  • 通気性
  • 妥協しない

自分に合ったマットレスを見つけて、最高の寝心地を手に入れましょう!

それではおやすみなさい(ZZZ…)

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