あなたは仕事中に眠くなった経験はありますか?
もしかすると、「頭がボーっとして仕事に集中できない」と悩んでいるのではないでしょうか?
そんな時に試してほしいのが「昼寝」です。昼寝は仕事効率をアップさせる方法として注目されていて、最近では昼寝休憩を取り入れる企業も増えています。
そこで今回は、昼寝のメリット・注意点・コツなどについて解説していきます。
どうして昼寝が必要なのか
昼寝が必要とされる理由は主に以下の2つです
- 日頃の睡眠不足を補うため
- 昼食後の眠気を取り除くため
日本人は睡眠負債を抱えている人が多く、日中でも眠気に襲われることが多いです。そのため、日頃の睡眠不足を補うために昼寝が必要とされています。
また、睡眠不足に限らず昼食後は自律神経が変化して眠くなるので、眠気を取り除くためにも昼寝は必要です。
昼寝のメリット5選
短時間(20分程度)の昼寝には以下の5つのメリットがあります。
- 仕事の作業効率が上がる
- 疲労回復効果がある
- 免疫力が上がる
- ストレスを軽減する
- 生活リズムの乱れを防ぐ
1つずつ解説していきます。
仕事の作業効率が上がる
昼寝には作業効率の向上が期待できます。
短時間の睡眠をとることで、眠気がリセットされ頭がスッキリするので集中力・記憶力が向上します。
その結果、目の前の仕事に集中できるようになり、新しい知識もどんどん頭に入ってくるので、仕事の作業効率が向上するのです。
また、創造力を高める効果もあるので、仕事で新しいアイディアが必要になったらとりあえず昼寝をしましょう。
疲労回復&ストレスが緩和される
疲労回復と言えば、夜中の睡眠を思い浮かべるかもしれませんが、昼寝にも疲労回復効果があります。
また、短時間でも脳を休めることで、肉体的な疲労の回復だけでなく、気分がリフレッシュされるのでストレス緩和にもつながります。
疲れを自覚していなくても、疲労は溜まっているものなので昼寝をする習慣を身に着けるのがオススメです。
病気になるリスクを下げる
昼寝には病気予防の効果も期待できます。
例えば、昼寝をすることで血圧が下がるので、心臓病・脳梗塞・糖尿病の予防につながると考えられています。
また、昼寝によって認知能力が向上するので認知症予防にも効果があるとされています。
生活リズムの乱れを防ぐ
個人的に昼寝の一番大きなメリットは生活リズムの乱れを防いでくれるという点です。
簡潔に説明すると昼寝をすることによって以下のようになります。
- 昼食後に短時間の昼寝をする
- 夕方に仮眠をとらなくなる
- 夜中にしっかり眠れる
- 生活リズムが崩れない
自分の場合は、昼寝を取り入れてから崩れていた生活リズムがすぐに戻りました。
寝すぎに注意!昼寝の注意点2選
長時間(30分以上)の昼寝には以下の注意点があります。
- 起床後も眠気が消えない
- 夜の睡眠に悪影響を及ぼす
昼寝のメリットを最大限に発揮するためにはデメリットもしっかり理解しておくことが大事です。
起床後も眠気が消えない
30分以上昼寝をしてしまうと、脳が熟睡モードに切り替わってしまうので起床後も眠気が消えません。
そのため頭がボーっとしてしまい、本来なら仕事の作業効率を上げるための昼寝が逆に作業効率を下げてしまいます。
夜の睡眠に悪影響を及ぼす
一番恐ろしいデメリットが夜の睡眠に悪影響を及ぼすことです。
昼寝で寝すぎると夜中にいざ寝ようしたときに目がギンギンになって眠れなくなります。
夜中に眠れないと生活リズムが乱れてしまい、日中余計に眠くなるという悪循環に繋がってしまうので、寝すぎには注意しましょう
昼寝の効果を高めるコツ3選
「昼寝のメリットは分かったけど、どうすれば昼寝の効果を高められるの?」と気になっていると思います。
この章では、昼寝の効果を最大限に発揮するコツを3つご紹介します。
- 昼寝前にカフェインを摂取する
- 昼寝に最適な睡眠時間と時間帯を知る
- 昼寝しやすい環境を作る
コツを抑えれば昼寝マスターになれるでしょう。
昼寝前にカフェインを摂取する
1つ目のコツは昼寝前にカフェインを摂取することです。
摂取量にもよりますが、カフェインの効果が現れるのが摂取後15~30分後と言われています。
そのため、カフェインを摂取してから20分程度の昼寝をすると「睡眠の効果+カフェインの効果」で目覚めが良くなります。
昼寝に最適な睡眠時間と時間帯を知る
2つ目のコツは昼寝に最適な睡眠時間と時間帯を知ることです。
昼寝に最適な睡眠時間20分前後です。注意点の章でも解説したように、30分以上の昼寝は脳が熟睡モードになってしまうので要注意です。
また、時間帯は14時〜15時の間がオススメです。15時以降(夕方)に昼寝をしてしまうと、夜中に眠れなくなるリスクがあるので気を付けましょう。
昼寝をしやすい環境を作る
職場で昼寝をするとき、必ずしも睡眠に適した環境とは限りません。ですので、自分で昼寝をしやすい環境を作りましょう。
例えば、アイマスクを使えば明るい部屋でもすぐに寝室と同じくらい暗くなります。また、姿勢がつらくて眠れない場合は、デスク用の昼寝枕を使用するのがオススメです。
【まとめ】昼寝をして仕事の作業効率を上げよう!
今回は昼寝のメリット・注意点・コツなどについて解説しました。
短時間の昼寝はメリットがたくさんありますが、30分以上の昼寝はデメリットになる点に気を付けましょう。
昼寝をうまく取り入れれば、あなたの心強い味方になるはずです。
それではおやすみなさい(ZZZ…)